ハロー! プロジェクトのアイドルグループ「℃―ute」(矢島舞美=24、中島早貴=22、鈴木愛理=22、岡井千聖=22、萩原舞=20)が19日、都内で行われた東京スポーツ新聞社制定「2016年度プロレス大賞授賞式」の「レスリング特別表彰」でスペシャルゲストとして登場した。

 レスリング特別表彰には2016年8月、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した女子48キロ級・登坂絵莉(23)、58キロ級・伊調馨(32)、63キロ級・川井梨紗子(22)、69キロ級・土性沙羅(22)が選出。℃―uteは日本レスリング協会公認の応援ソング「嵐を起こすんだ Exciting Fight!」を歌った縁で女子レスリング選手たちと親交を深め、昨年に引き続き2度目の登場となった。

 リーダー・矢島の呼び込みで登坂、川井、土性の3選手(伊調は所用のため遅れて会場に到着)が登壇。リオ五輪での逆転勝ちについての質問に、登坂は「簡単に勝てるとは思わなかった。最後は絶対に金メダルを取ってやる気持ちで頑張りました」とコメント。土性も「絶対取れるチャンスはあると思っていました」と語った。

 川井には鈴木が「川井選手、圧倒的な強さを見せていただいたんですが、優勝した直後に栄監督のことを投げ飛ばされていたと思うのですが、どのような気持ちで投げ飛ばしていましたか?」と質問した。

 川井は「自分の試合の前の日に、絵莉さんと沙羅が優勝して、監督のことを肩車していて、私も優勝したら肩車をしたいなと思っていたんですが、全く一緒だと見ているほうもあんまり面白くないかなと思って、監督と話をして、投げさせてもらいました」と明かした。

 ℃―uteは今年6月12日にさいたまスーパーアリーナで解散コンサートを行い、グループとしてのプロレス大賞出席は最後となる。一流レスラーが登場した授賞式をグループは「プロレスラーの個性がすごかったです!」(萩原)と楽しんだ。