元プロボクサーの演歌歌手・山崎ていじ トミーズ雅と対決の過去

2017年01月15日 16時30分

こぶしをかざして飛躍を誓った山崎ていじ

 元プロボクサーという異色の経歴を持つ演歌歌手・山崎ていじ(59)が13日、新曲「男のひとり言」(18日発売)のPRのため、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。

 1996年に歌手生活をスタートした山崎は、2001年にメジャーデビュー。14年には「昭和男唄」が3万枚を超えるヒットを記録し、日本有線大賞・新人賞を受賞した。今年は20周年というだけではなく、還暦を迎える節目の年。それだけに意気込みも強い。

「新曲は、感謝の思いを面と向かって伝えられない不器用な男が、何も言わずついてきてくれた女性を思う歌。いわば、昭和生まれの男性像ですね。歌詞には『上り坂 下り坂まさかの坂』とありますが、まさに自分の人生にもリンクしますね」

 歌手になる前はプロボクサーだった。西日本新人王決定戦のミドル級に出場したこともある。「決勝戦で対戦した相手が北村雅英という選手。僕は負けてしまい、準優勝だったんですが、まあ出場したのが2人でしたから(笑い)。その後、北村選手は吉本興業に入りました。そう、後のトミーズ雅です」

 雅とは今でも親交があり、一緒にハワイのホノルルマラソンに出場したこともあるという。

 山崎は翌年も同決定戦に出場。そのとき対戦した千里馬啓徳氏(59)は千里馬神戸ボクシングジムの現会長。3階級制覇した元世界王者・長谷川穂積氏(36)の出身ジムとしても有名だ。「14年に同ジムの帝里木下(ている・きのした)という選手が世界タイトルマッチに挑戦したとき、僕が“国歌斉唱”を務めたんです。アリスの『チャンピオン』まで歌ったんですが、負けてしまった(笑い)。チャンピオンになれませんでしたね」

 そんなリアルな“まさかの坂”を歩んできた山崎。“ていじ還暦! 年末はていじ感激”を合言葉に、今年は飛躍の年にするつもりだ。