
俳優の窪塚洋介(37)と浅野忠信(43)、イッセー尾形(64)らが出演する米映画「沈黙‐サイレンス‐」(21日公開)の記者会見が12日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で行われた。
同作は、文豪・遠藤周作氏(享年73)の名作「沈黙」を米映画界の巨匠マーティン・スコセッシ監督(74)が映画化。配給側は今年度のアカデミー賞有力作品とうたい、自信を見せている。
オスカー像獲得について問われると、浅野は「選ばれると思っている」とキッパリ。「選ばれなければ、神様が審査員に余計なことをしゃべったんじゃないかと思う」と冗談めかした。
一方、窪塚は「マーティン・スコセッシ監督の作品で、世界中の人に(自分を)見ていただけるチャンスがある」と目をギラつかせた。
さらに、スコセッシ監督には「(撮影)現場では王様みたいだったけど、いてくれるだけで演技しやすかった。自分の姿が2倍に3倍に見える、素晴らしい役者になったと感じさせてくれた」と感謝。その上で「『ウチにおいでよ』と言われたけど、マネジャーにメールしたらスルーされた」と巨匠の自宅訪問はかなわなかったことを明かし、笑わせた。
主演は、俳優アンドリュー・ガーフィールド(33)。