第89回選抜高校野球大会(3月19日から12日間=甲子園球場)の運営委員会が11日、大阪市内で開かれ、開会式の入場行進曲が星野源(35)の「恋」に決まった。

 竹中雅彦事務局長は「春を感じる、明るくワクワクする曲。恋ダンスも社会現象になって、高校生の大会にふさわしい楽曲。行進もしやすいと思う」と選考理由を説明した。

「恋」は昨年放送されたTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌として大ヒット。“恋ダンスブーム”を巻き起こし、大みそかの「NHK紅白歌合戦」でも披露された。

 星野は「古くは坂本九さんの『上を向いて歩こう』からヒット曲や多くの人に印象に残った曲が選ばれています。その流れの中で僕の曲を選んでもらってうれしく思います。行進曲用のアレンジがどのようになるのか楽しみ。高校生のみなさんがやるぞ、という前向きな気持ちになってくれたらうれしいです」とコメントを寄せた。