俳優の斎藤工(35)が10日、東京・新宿区の赤城神社で、声優を務めたミステリー・アクション映画「アサシン クリード」(3月3日公開)のヒット祈願を行った。

 斎藤は、昨年大みそかに放送された日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』」で、お笑い芸人サンシャイン池崎(35)に扮して爆笑芸を披露。話題になったが、この日はネガティブ発言を連発した。

 前日9日の「成人の日」について「(自身にとって)15年前です。そこから全く成長していない」とポツリ。さらに「年々老いというか、失うものが多く、セリフが全然(頭に)入らなくて」と続けた。しまいには「ナメクジは他人に思えないんですよね。日が当たらないところで何かを生み出すことが好き」とまで言いだした。

 生き馬の目を抜く芸能界に不安を感じているようで、農家に転身するという願望も口にした。

「農業に手を出そうと思っています。きのこを栽培したいですね。軸になるものが欲しくて。本気でやってみたいと思っています」

 会見後には報道陣から「暗いっ!」と心配する声が上がった。斎藤がネガティブ発言を繰り返した理由について、テレビ関係者はこう話す。

「2014年のドラマ『昼顔』(フジテレビ系)で一気にブレークしたけど、それ以降、目立ったヒット作がない。燃え尽き症候群が出てきているのでは」

 一方、斎藤といえばそのセクシーさからタレントのマツコ・デラックス(44)に「顔面が性器」と評されたが、斎藤は自身を「普段はおとなしい」と話している。これに前出のテレビ関係者は「今年は素を前面に押し出して“根暗キャラ”に路線変更するのかもしれない」とも。今年、年男の斎藤が分岐点を迎えているようだ。