女優・三倉茉奈(30)が10日、大阪市の今宮戎神社で行われている「十日戎」に合わせた「宝恵駕(ほえかご)行列」に参加した。

 NHK総合「バラエティー生活笑百科」のほか、連続テレビ小説「べっぴんさん」で近江坂東家の坂東静子役として出演中とあってNHKのかごに乗って登場。「30代の着物の着こなし」をイメージしたという淡い黄色の着物姿を披露し、沿道から多くの歓声を浴びていた。

 2009年にも連続テレビ小説「だんだん」のヒロインとして、双子の妹・佳奈と宝恵駕行列に参加しており「8年前は佳奈と一緒でしたが、今回は一人。最近、一人ずつで仕事をしていることも多いせいか、皆さんもちゅうちょなく『茉奈ちゃん』と呼んでくださいました。いつの間にか一人ひとりとして認識してもらえるようになったのかなと思って、すごくうれしかったです」と笑った。

 宝恵駕に乗ることを佳奈に話すと「えー、いいやん」と言ってもらったそうで「今日ここで福をたくさんもらったので、佳奈のファミリーのめいっ子、おいっ子やうちの家族にも分けたいなと思います」と語った。

 2月には31歳になるが「仕事もプライベートもすごく充実して楽しい」と話す。気になるプライベート面について突っ込まれると「佳奈が先に結婚したのもあって、周りからも『茉奈はどうなってんの?』と聞かれることも多いですけど、双子とはいえ、それぞれの人生。私に関しては長い目で見守っていただければ。こればっかりは分からないので」とけむに巻いた。