元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(49)と元プロレスラーの夫・佐々木健介(50)が6日放送のTBS系「中居正広の金スマスペシャル」に出演した。

 健介・北斗夫妻は3年ぶりに「ひとり農業」のコーナーに登場。収穫のシーンでは夫婦それぞれが闘病についての思いを語った。

 北斗が乳がん治療のため芸能活動を休止していた1年2か月を聞かれた健介は「まさか自分の女房が病気にって…そんなの考えたこともなくて、急にそういうのが来たじゃないですか、本当戸惑いはありましたね、最初はね。病気になってこの先どうなるんだろうとか、いろいろ考えると怖いじゃないですか」との苦悩の日々を振り返った。それから「そういう時にやっぱり俺にとって絶対この人は大切なんだって改めて感じるときが何回もあったし、今は俺がしっかりしなくちゃいけないんだという思いもありました」と答えた。

 北斗は健介について「元気で優しい、それが一番いいよ」とひと言。続けて「肉体的にも精神的にも本当につらい時もあったけど、過ぎてしまえばあっという間だし」と休業時を振り返った。そして「トータルして健介にお礼を言うんだったら『元気でいてくれてありがとう』。だって、体調が悪くなっちゃったりとか健介が悩み過ぎたりして倒れでもしたら2人で共倒れになっちゃうでしょ。本当に風邪もひかず元気でいてくれた。それに『ありがとう』だね。健康な健介にありがとう」と感謝した。

 健介は最後に「前もかわいかったけど、仕事復帰して本当に心から出てくる笑顔が、僕にとってはキラキラした太陽に見える。かわいいんですよ、ああ見えて」とのろけた。

 北斗は笑顔を振りまきながら「白菜もちミルフィーユ」「芽キャベツの素揚げ」など久しぶりに料理の腕を振るった。冬野菜の収穫では大きな白菜を軽々持ち上げ、元気なところを見せた。

 絆が深まった夫妻の様子をスタジオで見たMCの中居正広(44)は「休む前と全然変わらずですよね。お仕事をしている間っていうのは、いろいろ忘れる時間でもある」とコメントした。

 北斗は2015年9月、乳がんのため右乳房全摘出手術を受け芸能活動を休止。昨年11月29日にテレビで復帰した。