「第67回NHK紅白歌合戦」(31日、東京・渋谷区のNHKホール)で、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」(中田敦彦=34、藤森慎吾=33)が中心となるダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」が、初出場ながら「PERFECT HUMAN」を圧巻のパフォーマンスで披露した。

 登場するなり藤森は「相葉ちゃん、さいこぅ~でぃ~す!」とチャラ男キャラ全開。ステージで芸人とは思えないボーカルと息の合ったダンスパフォーマンスを披露すると、サビの部分では中田が「ネオ秀吉」に扮して、後光が差したキンピカ衣装に紅白扇子を持ってステージ中央から登場。会場を大いに盛り上げた。

 この日の本番では、随所で中田とピコ太郎がつばぜり合いを演じた。オープニング早々に2人が至近距離でメンチを切り合っているところが映り込み、さらに紅白の音楽を生演奏する音楽隊を紹介する際にも、中田とピコ太郎がおでこを突き合わせてメンチを切り合う場面があった。

 ピコ太郎は「アッチャン(=中田)がグイグイくるんでグイグイいきました」と話したが、2人の間に何があったのかは不明。しかし「RADIO FISH」の圧巻パフォーマンスを見たピコ太郎は「すぅ~ばらしぃ~。感動した」と中田と抱擁。さらに「アッチャン最高。よし、飲みに行こう!」と肩を組みながら話しかけて、2人の謎の対立は雪解けしたようだ。