「第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」授賞式(28日、都内)で、助演男優賞には「怒り」「ミュージアム」などに出演した俳優・妻夫木聡(36)が輝いた。

「怒り」では綾野剛(34)と同性愛カップルを大熱演。いまや日本映画界に欠かせない演技派だけに、綾野との親密さを高めるために、わざわざ同棲生活を送って役作りする念の入れようだった。

 妻夫木は出演ラッシュとなった今年を振り返り「様々なジャンルの作品に出演させていただいた。人と作品との出会いは大事。僕は運がいい人間で、いろんな方に出会ってお世話になり、自分自身を高めることができた。映画界にもっと貢献できるように頑張りたい」と語った。

 私生活では今夏に女優・マイコ(31)と入籍。身を固めてますます仕事に熱が入る。プレゼンターの本木雅弘(51)も「挑戦的にいろんな役に挑み、より自由になろうとしている」と評価。現在も主演女優賞に輝いた宮沢りえと舞台の稽古中で、今後も大活躍は続きそうだ。