
「第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」授賞式(28日、都内)で、宮沢りえ(43)が「湯を沸かすほどの熱い愛」の熱演で、主演女優賞を獲得した。2014年には「紙の月」で同賞を受賞。昨年は「海街diary」の綾瀬はるか(31)に奪われたが、わずか1年で取り戻した。
りえは豊かな胸の谷間をのぞかせ、大人の色気を漂わせながら「光栄でうれしく思っている」と白い歯をのぞかせた。
「自分の映画を映画館で見ることはあまりないが、評判がいいと聞いて映画館に行き、一番後ろの席で見た。ああすればよかったと思うことばかりだったが、たくさんのお客さんの姿を見て、映画に参加する意義をすごく感じた。どんな作品であれ、人の心を揺さぶる演技ができるように誠実に頑張りたい」。りえは今後も女優として精進することを誓った。