JKT48の仲川遥香(24)がこのほど、都内で著書「ガパパ! AKB48でパッとしなかった私が海を渡りインドネシアでもっとも有名な日本人になるまで」の発売記念イベントを行った。

 30日にJKT48劇場公演をもってグループから卒業する仲川。2012年にAKBからインドネシア・ジャカルタを拠点にするJKTに移籍。現地でタレントとしてもバラエティー番組に多数出演し、20社以上のCMに出演するなど国民的な人気を獲得している。

 卒業後も、現地でタレント活動を続ける仲川は「インドネシアでドラマや映画はほとんど出ていないので、そういうところも頑張りたい」と女優業にも意欲十分。すでにインドネシア語をマスターしているが「来年からは個人の時間も増えるので、英語を勉強してもっといろんな国でも活躍したい。そのためにもインドネシアでもっと有名になりたい」と貪欲だ。

 そんな仲川は120万人を超えるツイッターのフォロワー数を誇り、先月「ツイッターで影響力がある世界の女性15人」で堂々の7位にランクイン。日本人はもちろん、アジアからも唯一ランクインした快挙について、「『なんで私?』というのが一番。全然たいしたことは書いてない」と謙遜した。

「フィリピン・マニラが拠点の『MNL48』が来年、第1期生オーディションを開催する。仲川が英語も話せるようになれば、英語も公用語のフィリピンでもタレント活動できる。アジア圏でさらに知名度を上げられる。“臨時講師”としてMNLメンバーにAKB、JKTで培ったアイドルスキルを教えることもできるし、日本のアイドル文化をさらに広めるためにも、卒業後も仲川は大きな役割が期待されている」(AKB48関係者)

 仲川の夢は“日本とインドネシアの懸け橋になれる国際的な女優”だが、異国の地で大成功し、さらなる期待が寄せられている。