米歌姫マライア・キャリー(46)が春先に行ったルクセンブルク公演での“遅刻騒動”の真相について初めて明かしたと、米誌「スター」(電子版)が伝えた。

 3月に開催されたワールドツアー「スウィート・スウィート・ファンタジー」ルクセンブルグ公演の開演が大幅に遅れてファンに謝罪したマライアだったが、同誌によると、25日(米国時間)に放送される人気リアリティー番組「マライアの世界」で、本人が“意外な真相”を口にした。

 プライベートジェット機でロンドンからルクセンブルクに向かったマライア。同伴者はマネジャーのステラ・ブロニシコフ、メーキャップアーティストのクリストファー・バックル、ツアーマネジャーのヨニ。ルクセンブルクの空港に着いたときに開演時間まで55分しかないことに気づいた。その際「イギリスとルクセンブルクには1時間の時差があるはず」とヨニが言いだし、マネジャーが「何いってるの。本当なの?」とパニックになった。

 ルクセンブルクとイギリスにはより1時間の時差があることを誰も知らなかったのだという。慌てて会場まで車を飛ばしたが、大幅な遅刻になってしまった。

 会場に到着したマライアは観客に遅刻したことを謝罪してコンサートは無事に終了したが、一部の観客からは「開演が2時間半も遅れた」との声も聞かれた。これが事実なら時差がなくても1時間半は遅刻したことになってしまうが…。

 マライアを追跡する人気番組で本人の口から明かされた“遅刻の真相”が時差だった――これをファンがどう受け止めるのか注目だ。