人気アイドルグループ「AKB48」が15日、東京ドームシティホールで「第6回AKB48紅白対抗歌合戦」を開催。姉妹グループの選抜メンバーを含めた総勢140人が参加した。

 来年2月に卒業コンサートを控えているAKBの小嶋陽菜(28)はレスリング女子の吉田沙保里(34=至学館大職)、米大リーグ・ニューヨークヤンキースの田中将大投手(28)らとともに審査員として参加した。

 気楽な立場で審査員席に座っていたが、そこはサービス精神にあふれる小嶋。コンサート終盤にサプライズで審査員席でAKB楽曲「泣きながら微笑んで」をソロ歌唱。見事な歌唱力でファンを魅了した。

 小嶋は「歌わせていただいてありがとうございます。とても緊張しましたけど、うれしいです。ここ(審査員席)はすごく楽しいです。いつも(AKB紅白は)歌った後は楽屋でボーッとしてたので。みんなの頑張りを見れて楽しい」と笑顔を見せた。

 しかし、コンサートで司会を務めた堺正章(70)が「(紅組、白組の)どちらが優先ですか?」と聞くと、小嶋はよく聞こえなかったのか「あ〜ん?」と“上からこじはる”のごとく聞き直し。堺から「俺は年上だよ! 『あ〜ん!』と言われたの久しぶりだよ!」とキレられても、持ち前のスマイルで乗り切っていた。