子役として活躍し、12日に20歳になった女優・美山加恋が14日、都内で初めて献血を行った。ママさんミュージカル女優・知念里奈(35)似の美女に成長した美山は「面白かった。大人になることができたのかな」と感想を漏らした。

 芸能界入りして15年。人生がほぼ芸能生活だった。「ずっと大人になりたいと思っていたが、いろんな人にお祝いしていただき、大切な時間だったんだなと改めて思った。これからは自分の行動に責任を持って、歩んでいきたい」と意思表示した。

 誕生日は多くの知人に祝ってもらい、シャンパンとワインを飲んだという。「お酒は意外と強かった。自分の新たな面がわかってうれしかった」と笑みを浮かべた。

 最近はインスタグラムを始めたほか、アニメ好きが高じて声優、2・5次元ミュージカル女優として活躍するなど、新しいことに次々と挑戦している。「やりたいことが見つかった。女優だけでなく声優の道も極めていきたい」

 7歳の時に、ジャニーズグループ「SMAP」草なぎ剛(42)とドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(フジテレビ系)で共演。娘役を熱演し、一躍“天才子役”として脚光を浴びた。美山にとって芸能活動の“原点”ともいえる同ドラマは現在、再放送中だ。

 草なぎは家庭に関心の薄い銀行員役を演じた。突然の離婚で妻が出ていき、残された娘との交流を通じて家族や自分を見つめ直し、新たな道を進むという筋だった。

 今、草なぎはSMAP解散で新たな道に踏み出そうとしている。美山に“芸能界の父”へのコメントを求めたが、残念なことに「大先輩で恐れ多い」(所属事務所)との理由で無言を貫いた。