本紙客員編集長のビートたけし(69)が10日に放送されたTBS系「情報7days ニュースキャスター」で、コカイン疑惑報道を受け芸能界を電撃引退した成宮寛貴氏(34)について「辞めなくたっていいんじゃないの」と語った。

 番組冒頭で騒動の経緯と、マスコミ向けに送られた所属事務所並びに本人直筆のFAXを紹介。これに「辞めなくたっていいんじゃないの。責任取るような仕事じゃないから」と話した。

 続けて「俺みたいにずうずうしく、相手がフライデーだから行けばいいんだよ、じゃんじゃん。嫌がらせの電話とか。すると怒られちゃうか。私はあんまり言えた柄じゃないんで、もっと悪いことしちゃった」と自身の経験を自虐的に話した。

 たけしは30年前の1986年12月、たけし軍団を引きつれて同誌の編集部を襲撃。逮捕され、執行猶予付きの判決を受けている。

 芸能人に対する報道については「いろんなこと言われるのはしょうがない。それが芸能界だから。それだけ気にかけられるってことだから、売れてるってことだと思わないと」と持論を展開した。