北野武監督(69=本紙客員編集長)の映画18作目となる「アウトレイジ 最終章」が、来年公開される。

「アウトレイジ」(2010年)、「アウトレイジ ビヨンド」(12年)は、シリーズ累計興収22億円超の人気シリーズ。最終章では前作に続いて「大友組」元組長・大友役にビートたけし、西田敏行(69)、塩見三省(68)、名高達男(65)、松重豊(53)、白竜(64)らが顔を揃え、“初参戦”のキャストは今後、発表される。

 北野監督は「シリーズ3作目でいろんなことを盛りだくさんにやっているけど、やっぱり俺の映画になっちゃうよな」。森昌行プロデューサーは「北野映画の本流を感じさせる作品です。歯止めが利かない権力闘争の中で、憎しみや悲しみを描きながらも、エンターテイメントとして充分楽しめる娯楽作品に仕上がると思います。ぜひご期待ください」と話している。