地下アイドル・仮面女子が30日、12月上旬に大阪の専用劇場「仮面女子シアター」をオープンすると発表した。

 構想4年、総工費約3億円をかけた専用劇場は200人を収容。東京・秋葉原の常設劇場「仮面女子カフェ」同様、毎日アイドルがライブを行う。現在、関西では「仮面女子候補生WEST」(候補生ユニット)、「スライムガールズWEST」(研究生ユニット)が活動している。定期的に東京から仮面女子も参戦し、パフォーマンスを競い合う。

 仮面女子は、昨年末から関西での活動を本格的にスタートし、目標の「専用劇場オープン」を1年で達成した。吉本興業の「なんばグランド花月」から徒歩10分(約1キロ)の位置にあり、総リーダー・桜のどか(26)は「大阪らしくド派手な大きな仮面が目印の新名所の誕生です。なんば花月、グリコの看板、かに道楽、くいだおれがライバルです。大阪の新たな観光地を目指し、地下アイドル・仮面女子はますます勢いを増して、大阪を過熱していきます」と意気込む。

 現在、地元で活動する候補生ユニットは近く「仮面女子WEST」への昇格(組閣発表)を果たす見込みだ。アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズに続く第4の仮面ユニットの本拠地は新たな“アイドルの聖地”になれるか。