タレントのテリー伊藤(66)が29日、TBS系「白熱ライブ ビビット」に出演し、覚醒剤取締法違反の疑いで28日に逮捕された歌手・ASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)について語った。

 ASKA容疑者は今年夏から音楽活動を再開し、来年1月に新アルバムを発売することを発表。27日には新曲をユーチューブで先行公開するとブログで告知したばかりだった。

 テリーは「彼が最初に逮捕された時に『二度と音楽活動をするな』とコメントした。最初に覚醒剤に手を出した理由は、音楽活動に行き詰まったから。家族もいるし、周りの人もいる。恩返ししたいというプレッシャーもある。彼の音楽は人を励ます音楽。それなのに『盗聴されている』などと被害者の気持ちで、いい曲が作れるわけがない」と言い切った。

 さらに、妻が音楽活動のために自宅をリフォーム(防音)したことについても反対の立場を示した。「僕は出所した後に自宅を売り払って、なくさないと、またやるよと言った。人間をとるか、音楽をとるか、死ぬか…人間として生きることが優先。音楽活動をすることが更生になるというのは大きな間違いです。治らないですよ」と持論を展開した。