殺害予告受けた仮面女子・桜雪 緊急会見で号泣も「笑顔でライブをしたい」

2016年11月26日 17時08分

緊急記者会見を開いた仮面女子・桜雪

 アイドルグループ「仮面女子」の桜雪(23)が26日、ファンだった男から殺害予告を受けていた事件について、都内の所属事務所で緊急会見を行った。

 

 こらえていたものが一気にこぼれ落ちたのが、事件後もステージに立ち続け、握手会で心配するファンの声を聞いた際の感想を語ったときだった。

 

「ファンの方がすごく無事で良かったと言ってくれて、この言葉の裏に私が無事じゃなかったかもしれないという意味があるので、私自身も今日ライブ(朝の部に出演)をしながら、もしかしたら無事にライブしていなかったかもしれないって思うと、怖いなと思いました」と語ると泣きじゃくった。

 

 男は昨年末ごろからツイッターに中傷する書き込みをするようになったため、今夏に事務所側が本人に警告。だが、攻撃性の高い書き込みは止まらずエスカレートし、21日に殺害予告に及んだという。23日にライブ会場に現れた男は対応した男性スタッフの首などに約2週間の傷を負わせ、傷害の疑いで警視庁万世橋署に逮捕された。桜雪はたまたま別の仕事が入っていたため現場にはいなかった。

 

 桜雪によると、容疑者は当初はツイッターなどどで優しい言葉をかけてくる大切なファンだったとういう。「突然、消えろとか死ね、辞めろとか言うようになってきた。中傷のコメントを残したかと思えば、次の日には大好きだよとか結婚しようとかあって、そのときは気まぐれなのかなあと思っていた。動揺してはいけないと思っていた」

 

 容疑者と直接的に接触がある握手会のイベントなどでは、不機嫌な様子で「嫌い」「死ね」などと暴言を吐かれたことも。「内心怖がってはいたのですけど、表に出してはいけないとそのときは思っていました。関西の方で月に1回はわざわざライブに来てくれていた」

 

 不幸な出来事があったにもかかわらず、桜雪は前を向く。「ファンの皆さん、本当に心配をかけてしまい申し訳ありません。でも私はもう笑顔でライブをしたいと思いますし、これからも夢に向かって頑張ることをやめることはないので、応援してほしいです」と力強く語った。

 

 事件があったその日の夜からライブにも参加する桜雪。同署が特別チームを作り対応を考えているというが、現場となった秋葉原の劇場は、セキュリティーは持ち物検査と簡易なボディーチェックだけ。今後、安全対策の強化が必要だろう。