米国在住の個性派お笑いタレント・野沢直子(53)が25日、都内で行われた大塚国際美術館(徳島県鳴門市)のPRイベントに出席し、ブラジル移住を否定した。

 野沢はこれまでドナルド・トランプ次期大統領を「髪形が嫌い。顔も生理的に受け付けない。私の周りにトランプ支持者はいない。トランプ大学なんて漫画のバカ田大学と一緒。出馬は冗談だと思った」とこきおろし、トランプを選ぶアメリカ人はバカだと断言。「もし、トランプが大統領になったらブラジルかヨーロッパに移住する」と公言し、選挙後は「荷物をまとめている」と引っ越しをにおわせていた。

 ところが、この日は態度を一変。「もう選挙が終わり、大統領が決まった。今は手のひらを返したように、トランプさんで頑張っていこうと支持している。うちのダンナも髪形を同じにした。息子もトランプ大学に入れる」と、舌の根も乾かないうちにトランプ支持者に変貌していた。

 ちなみに、トランプ大学は不動産投資の極意を教える高額セミナー。大金を払ったのに何も得るものがなかったと受講者から訴訟を起こされ、トランプ氏が約28億円を支払うことで先日和解している。