ドラマ「深夜食堂」映画第2弾 日本より海外でヒットの理由は

2016年11月26日 16時30分

海外でも人気の「深夜食堂」のキャストと監督

 映画「続・深夜食堂」(公開中)の舞台あいさつが24日、都内で行われ、主演の小林薫(65)、オダギリジョー(40)、須藤理彩(40)ら出演陣と、松岡錠司監督(55)が出席した。

 

 同映画は安倍夜郎氏の同名コミックが原作。昭和のにおいが漂う路地裏の食堂「めしや」を舞台に、小林演じるマスターと客たちの人間模様を描く。2009年からシーズン3までテレビドラマ化され、15年に初映画化。全国80館という規模ながら興行収入2・5億円、動員数20万人超を記録した。今作は映画2作目となる。

 

 小林は「海外ではトランプが大統領に当選したり、朴槿恵がバイアグラ300錠買ったり重大事件がありますが、ここでは市井の人の身近な話が心にしみるドラマになっています」とアピールした。

 

 この映画、実は日本よりも海外の方が盛り上がっている。すでに韓国、台湾、香港などアジアを中心に20か国・地域での上映が決定。29日にはオダギリと松岡監督が台湾の舞台あいさつに向かう予定だ。なぜ海外でヒットしているのか。その意外な理由を関係者がこう明かす。

 

「違法サイトです。テレビドラマで放映していたとき、どんどんアップされたんですよ。しかもその国の字幕付きで。そしたら人気に火がついちゃって、いつの間にかブームになっていました。もちろん、著作権的には禁止行為なんですけどね(苦笑)」

 

 きっかけはともかく、話題にはなった。シーズン3は韓国の「ソウルドラマアワード2015海外ドラマ部門」を日本ドラマとして初めて受賞。小林が韓国に行くと空港でサインを求めるファンにもみくちゃにされたという。この映画も、今年のカンヌ映画祭のマーケットに出展したところ、オファーが殺到。関係者にとってみれば、痛しかゆしといったところか。