【紅白】和田アキ子らベテラン切りの真相

2016年11月26日 11時00分

和田アキ子

 過去に大トリ1回、トリ6回を務め、31年連続40回目の出場を目指していた“紅組のドン”和田アキ子(66=写真)の落選が波紋を広げている。

 

 和田は「今回、この様な形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります」などとコメントを発表。紅白担当の矢島良チーフプロデューサー(CP)は「和田さんについては39回紅白に出ていただいて、紅組のリーダーとか司会とか、多大なるご協力をたまわってきて、我々としては感謝の気持ちでいっぱいです」と謝意を表明。落選理由は(1)今年の活躍が顕著、(2)世論の支持、(3)番組の企画・演出に合致していること――の3点から総合的に判断したと説明した。

 

 今年は、出場者発表前に演歌界の大御所・細川たかし(66)が出場を辞退して紅白卒業を表明。ほかにもベテラン歌手の伍代夏子(54)と藤あや子(55)が落選するなど、世代交代が加速した。和田は昨年も当落線上と噂されながら、ふたを開けてみれば30年連続39回目の出場を果たした。

 

「昨年は目玉がないといわれたなか、2013年の紅白で司会を務めて高視聴率を叩き出した綾瀬はるかを再起用。それに伴い、同じ事務所の和田を出場させることでNHKも折れた。今年も話題を集めた朝ドラ『とと姉ちゃん』で主演した同事務所の高畑充希と一緒に紅白出場を目指したんです」(芸能プロ幹部)

 

 しかし、現実にはそうはいかなかった。NHKは19年の70回記念紅白に向けた改革の年と位置付けており「今年は夢を歌おうというテーマにして夢や希望を与えていきたいと思ったときに新鮮さも必要と思った。時代に合った紅白を作っていきたいと思って掲げた4か年計画の1年目が今年」(矢島CP)と“ベテラン切り”に着手したのだ。

 

「結果、NHKは朝ドラで貢献した高畑充希の出演を断念してまで、わかりやすいベテランの象徴だった和田を選ばなかったんです」(同)

 

 つまり和田は紅白改革の一環で落選したということ。これまでの存在が大きすぎたゆえの結果だった。