21日放送のフジテレビ系昼の情報番組「直撃LIVE グッディ!」(平日午後1時45分)で、ダブルメーンMCを務める安藤優子(58)と高橋克実(55)の二枚看板が揃って欠席する珍事が発生した。1人が欠席しても、もう1人がカバーできるダブルメーンMC体制なのに、一体、どうしてこんな事態になってしまったのか?
まさに珍事の発生だ。安藤と高橋のダブルメーンMCが揃って欠席。安藤は体調不良、高橋は舞台出演のためで、この日は同局の三田友梨佳アナ(29)と、事前に高橋の代役に決まっていた同じ事務所の俳優・八嶋智人(46)が代わりを務め上げた。
前番組「バイキング」のエンディングで坂上忍(49)から「安藤さん、八嶋くん」と中継をつながれると、画面には三田アナと八嶋が映った。八嶋は「安藤さんは体調が悪く、急きょ、お休みということで」と報告。米大統領選などの過密取材による疲労と推測し、「大事を取ってのお休みなので、またすぐ元気な顔を見せてくれると思います」と安藤を気遣った。
ダブルメーンMCが欠席しながら万事うまく番組進行できたとはいえ、番組の二枚看板が揃って不在とは前代未聞。安藤が過密スケジュールによる取材疲れというのは年齢を考慮すると、仕方ないと言えよう。一方、高橋は舞台出演のための欠席とあって、帯番組のメーンMCの行動としては、いささか疑問が生じるが…。
「高橋が舞台出演で番組を欠席して、八嶋が代役を務めることは、すでに高橋自らが発表していました。これは番組関係者たちも問題視しているようですよ。とりわけ、高橋は俳優業を優先するために、これまでにも何度となく番組を休んでいますからね。さすがに今回の件で番組プロデューサーは怒り心頭だったようです」(テレビ関係者)
高橋は12月2日に始まる舞台「ナイスガイinニューヨーク」(大阪、東京)を優先するため、11月は月火金が休み、12月はまさかの全休を宣言している。番組ホームページには「八嶋智人が期間限定キャスター就任!」として、高橋の「年末の一番バタバタと忙しい時期に番組をお休みすることになり、グッディファミリーに申し訳ない気持ちでいっぱいです」とのコメントが掲載されている。
昨春に打倒「情報ライブ ミヤネ屋」を掲げて鳴り物入りで番組を始めていながら、放送開始当初から関東地区で1%台を記録するなど視聴率は低迷。それでも今年8月には同5%台を記録するなど、じわじわと視聴率を上げてきた「グッディ!」だけに、高橋の俳優業を優先する行動には批判が集中しているようだ。
とはいえ、どうして番組軽視とも言うべき高橋の行動が許されるのか?
「ドラマや映画で名を上げた亀山千広フジテレビ社長と、人気俳優や人気脚本家を抱える高橋の所属事務所との長年のパイプがあるからです。番組プロデューサーが難色を示しても、亀山社長を後ろ盾にした事務所の要求が通るようです」(前出)
幸いにも高橋の代役を務める八嶋のMCぶりが好評だっただけに番組関係者も留飲を下げているようだが今後、同じようなことが続けば内紛に発展、番組崩壊につながりかねない。
フジ「グッディ!」安藤優子と高橋克実ダブルMC欠席の珍事なぜ起きた
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