女優・白川和子 ロマンポルノ時代に受けた“ビックリ性相談”

2016年11月22日 16時30分

ロマンポルノ誕生45周年イベントに参加した白川和子

 日活ロマンポルノを代表する女優・白川和子(69)、風祭ゆき(63)らが20日、東京・新宿区の新宿武蔵野館で行われた「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」公開直前イベントに登場した。

 日活ロマンポルノは45年前の1971年11月20日に第1作「団地妻 昼下がりの情事」が封切られ、その歴史が始まった。主演女優だった白川は「このイベント前に、妹に電話したら妹は『当時、私たち家族はどん底だったよ』と言われた。映画の灯を消さないという思いでやってきて、その一滴が大河になった。大島渚監督(故人)に頑張れと背中を叩いてもらって頑張れました」と振り返った。イベントにはロマンポルノ新作5作品(26日から順次公開)に出演する女優5人も登壇し、花を添えた。

 白川らが活躍した当時は社会が性にオープンでなかった時代。白川のもとには“珍客”も訪れた。

「ある時、40歳手前の女性が『私にセックスの時の、声の出し方を教えてください!』と来た」

 しかし、その理由は深刻だった。

「実は、その女性はセックスの時の声の出し方を知らなくて、夫に離婚されたそうなんです。で、再婚話が持ち上がり、今度は離婚されないために声の出し方を知りたかったそうなんです」と白川。いまでは女性誌のセックス特集や女性用AVもある時代になったが、当時は情報を得る手段がほぼなかった。白川は社会的反発もある中で、セックスに関する悩みを抱えていた女性の希望にもなっていたという。白川は「いろんな出会いがあって、頑張るぞ、という気持ちになった。いまの子たちはとにかく(ヌードに対して)明るいね!」と話し、時代の移り変わりを実感していた。