【TAMA映画賞】最優秀女優賞の蒼井優&小泉今日子 漂う女優オーラ

2016年11月19日 19時34分

小泉今日子(左)と蒼井優

 女優の蒼井優(31)と小泉今日子(50)が19日、東京・多摩市のパルテノン多摩で開催された「第8回TAMA映画賞授賞式」に出席した。

 蒼井は「オーバー・フェンス」「岸辺の旅」「家族はつらいよ」、小泉は「ふきげんな過去」に出演。ともに最優秀女優賞を受賞した。

 若手ながら数々の作品に出演している蒼井。「オーバー・フェンス」では「現場の空気に流されたり、あらがったり、のみ込まれたりしているうちに、気づいたら撮影が終わっていた。どのシーンもあまり記憶がないぐらいにいっぱいいっぱいだった」という。

 特に印象に残っているのは、オダギリジョーとのケンカでガラスを割るシーン。「最終日で体力がない中、徹夜で撮影が行われたが、でき上がって見たら、映画の神様が下りて来たと感じずにはいられないシーンだった。神様とか信じないけど…。」と語った。

「一番うれしいのは自分が好きだなと思う映画に参加できていること。映画があることの喜びを感じられた」という蒼井は、7年ぶりの主演映画となる「アズミ・ハルコは行方不明」の公開が12月に控えている。

 一方、小泉は5年ぶりの主演映画「ふきげんな過去」で、爆破事件を起こした前科持ちで死んだはずの叔母という難しい役どころを演じた。

 ベテランゆえに落ち着いた受賞スピーチだったが「たくさんの映画の中でこの作品のこの役を選んでいただけたのは奇跡に近い」と、うれしさをにじませた。

「監督やプロデューサーからチャレンジをするという意気込みを感じて、撮影もとても面白かった。(小泉が演じた)未来子という役柄は、ちょっと非日常的、日常の世界の中にぶちこまれた爆弾感があって、(そういう感じは)私にもある」と、ハマり役だったようだ。

 歳の差が約20歳という新旧女優コンビだったが、蒼井はベージュ、小泉はネイビーのともにシンプルなドレスで登場し、女優オーラを漂わせた。