歌手のMay J.(28)が17日、東京・汐留のイルミネーション「カノン・ダジュール~青い精霊の森~」(来年2月14日まで)点灯式に出席。イベント後には、これまであまり得意ではなかった囲み取材も堂々とこなし“イジワルな質問”も上手にかわした。

 27万個ものLEDライトを使用したイルミネーションのど真ん中でMay J.は、前日にリリースしたミニアルバム「Christmas Songs」に収録されている「Wish Forever」や「Let It Go~ありのままで~」などを熱唱した。

 青いライトに包まれた幻想的な光景に「どんな会場でもこれだけの演出はできない。最高のライブ会場です」と話した。

 囲み取材では、さまざまな角度から恋愛事情に関する質問が飛んだ。まずはクリスマスの予定という“ジャブ”には「全国いろんな所を回って、歌える機会があればいいなと思いますね。自分がサンタクロースになって(歌を届けたい)」。仕事の後は、家族とクリスマスディナーをするつもりだという。

 さらに「イルミネーションは誰と見に行きたいか?」「王子様はいないのか?」などと何度も聞かれたが「言いませんよ~。何も言いませんよ~」と余裕の笑顔でかわし切った。

 抜群の歌唱力を誇るMay J.だが、その一方で次々と質問が飛んでくる囲み取材にはあまり慣れていないと言われていた。それがこの日は、今までとは見違えるような受け答えだ。

 音楽関係者は「今年デビュー10周年のMay J.は記念ツアーも成功させるなど、気持ちに余裕が生まれてきたのでしょう」。

 これからは歌だけではなく、コメントにも注目が集まりそうだ。