芸能界屈指の台湾通で女優の長澤まさみ(29)が16日、東京・港区の六本木ヒルズで行われた「台湾観光局新キャンペーン発表会in六本木」(20日まで同所で)に出席した。

 新CMに主演した長澤は、3年前に台湾製作のドラマ「ショコラ」に出演。猛特訓で現地語を見事に習得し大ヒットに導いた。「映画やドラマの撮影で何度も訪れた。撮影で5か月近く日本と台湾を行ったり来たりすることもあり、何人か友達もできた。私が台湾に遊びに行ったり、来日した友達を案内することもある」という。

 今回のCMも台湾ロケだ。「滞在中は友達と食事に行ったり、私が泊まったホテル近くのバーで会って話をした。少しの北京語、英語、日本語を交えてコミュニケーションを取っている。台湾は景色や雰囲気、そして人が温かくて優しい国。台湾の良さを身をもって実感している」とアピールした。

 台湾といえば、なんといってもグルメ。長澤は「街のあちこちで売っている温かい豆乳をよく飲む。それと台湾冷麺がおいしい。もちろん小籠包も。食事はどれもおいしくて太っちゃう」と苦笑した。

 長澤はイベントで台湾式の願掛けを行った。「今、1月から始まる舞台の稽古の真っ最中。成功したらいいなと思って、それを書いた」とか。

 ちなみに、この舞台「キャバレー」(来年1月11~22日、EXシアター六本木、松尾スズキ演出)は、豊満ボディーの長澤が、セクシー衣装で“体当たりの表現”に挑み、新境地を開くのでは、と話題となっている。