お笑いコンビ・マッハスピード豪速球“流血事件”でM―1準決勝へ?

2016年11月15日 11時00分

「マッハスピード豪速球」の坂巻裕哉(左)とガン太

 今年の漫才日本一を決める「M―1グランプリ2016」で、前代未聞の“流血事件”が発生した。準々決勝の舞台で、お笑いコンビ「マッハスピード豪速球」のネタ中、顔面から流血する事態が勃発。しかもこのネタ映像はインターネットで無料配信されており、お笑いファンの間では“衝撃映像”として話題になっているという。

 2001年から10年まで開催された「M―1グランプリ」は一時中断したが昨年、5年ぶりに復活し、トレンディエンジェルが優勝した。今年は準々決勝が終了し先日、準決勝進出者28組を発表。決勝戦は12月4日に行われる。

 そうしたなか6日、東京のNEW PIER HALLで行われた準々決勝で、漫才のネタ中にまるでプロレスのような“流血事件”が発生。そのコンビは、坂巻裕哉(34)とガン太(32)で構成されるオフィス北野所属の「マッハスピード豪速球」。7月には「観客全員に1000円あげる」という前代未聞のライブを行ったことでも話題になったコンビだ。

 普段は漫才ではなく、コントをメーンとするコンビだけに、M―1でもアクロバティックな動きで踊りまくるというネタを披露したのだが、終盤でハプニングが発生した。ネタでガン太が平手打ちをするシーンで当たりどころが悪かったのか、坂巻が右目の下付近から流血してしまったのだ。

 坂巻は「相方の平手打ちが眼鏡に当たったみたいで。眼鏡の縁が目の下を直撃して血が出てしまったんです」と振り返る。もちろん血が出たまま最後までネタをやり通したが、ガン太は「顔から血が出てる男がボケてもウケないですよ。お客さんは引いてました。結局、準々決勝で敗退してしまいました」とぼやいた。

 ところがこの流血のおかげで(?)、敗退したはずのマッハスピード豪速球が準決勝に生き残る可能性が出てきた。

 というのも昨年から開催を再開したM―1は、動画サイト「GYAO!」と提携しており、準々決勝のネタ映像がインターネットで無料配信されている。しかも敗退したコンビのうち、ネタ映像が最も多く再生されたコンビ1組が、ワイルドカードとして準決勝に復活できる、という制度が採用されているのだ。ワイルドカードの開催期間は16日まで。ちなみに昨年は「ニッポンの社長」というコンビが復活を果たした。

 この制度のため、マッハスピード豪速球の“流血事件”は現在、無料で視聴することが可能。「ネタ中に流血するなんて聞いたことがないですからね。“貴重映像”として多くのお笑いファンが視聴しているようだ」(お笑い関係者)

 ただ前述したように、再生回数1位のコンビはワイルドカードとして準決勝に出場することになっている。「“流血事件”のネタ映像を再生する人が増えれば増えるほど、マッハスピード豪速球が準決勝に復活する可能性が高くなるんです」(同)

 流血したおかげで準決勝に残れるかもしれない!?