トランプ支持のイーストウッド監督のツイッターが削除されネット騒然

2016年11月13日 16時30分

<ハリウッドオンライン>米大統領選中にドナルド・トランプ候補(70)を支持したハリウッドセレブはごく少数だったが、その一人がクリント・イーストウッド監督(86)。ところが、トランプ氏の勝利を同監督が祝福したとされるツイッターのアカウントが今週、運営側によりすぐに削除され、ネットで大騒ぎになった。

 

 米紙ニューヨーク・ポストによると、同監督がつぶやいたとされるのは「ありがとうアメリカ。私の余生は長くないが、これで最後の数年間が偉大なものになる。感謝してもしきれない#トランプ大統領」というメッセージ。ツイート主は@イーストウッドUSA。

 

 その内容が不適切と判断したのか、ツイートが発信されて間もなく、ツイッター運営側はこのアカウントを凍結、その後削除した。ネットユーザーらは、この判断を「検閲」だとして猛反発。運営側を批判するツイートが丸1日続いた。

 

 だがその後、問題のツイート主がイーストウッド監督になりすましていたことが判明した。監督の実の娘で女優のモーガン・イーストウッド(19)が自身のツイッターで「父親になりすますのはやめて。父親がソーシャルメディアの使い方なんて分からないのは誰でも知っていることだから」と訴えたからだ。

 

 それでもネット上では、運営側の検閲行為に対する怒りの声であふれた。あるユーザーは「“われわれの”次期大統領を支持することは“ヘイトスピーチ”だって正式に決まったらしい」と皮肉たっぷりにツイートした。

 

 イーストウッド監督は選挙運動も大詰めに近づいた8月、米雑誌「エスクワイア」とのインタビューで、現代社会は偏見や差別にならないよう、あまりに言葉の表現にとらわれ過ぎて「軟弱な時代になったものだ」と嘆き、「そんなくだらないものは放っておくべきだ」と一刀両断にした。

 

 トランプ氏の“暴言”については「正直な自分の気持ちを言っているだけだ」とし「(偏見や差別を常に考慮しなければならない)言葉や表現にこびるのは、もうみんな内心うんざりしているんだ」と言い放った。

 

 もし監督がホンモノのツイッターアカウントで、こんなメッセージをつぶやいていたら、運営側はやはり不適切として削除するのだろうか?