加速するブームに不安の声も ピコ太郎流一発屋回避術

2016年11月12日 16時30分

ピコ太郎(右)と西島秀俊

 動画サイトにアップした「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が世界中に大ウケしたことがキッカケで、突如巻き起こったピコ太郎ブームは、とどまるどころか加速する一方だ。あまりにも急な勢いのため、一部では“一発屋”の仲間入りが危惧されている。だが、ピコ太郎は、今までにないパターンで一発屋を回避するつもりだ。

 

 ベッキーの不倫騒動、SMAP解散など例年になく様々な“事件”が起こった2016年の芸能界の後半を締めくくるのが、まさかまさかのピコ太郎だ。

 

 9月末に世界的人気歌手のジャスティン・ビーバーが自身のツイッターでPPAPを絶賛したことが発火点となり、世界発日本でも大ブームの真っ最中。米音楽誌「ビルボード」の全米シングルチャートにランクインしたのに続いて、同誌の日本シングルチャートでも1位を獲得した。

 

「ピコ太郎のもとにはとてつもない数のオファーが届いている。ブームが起きてから、ほとんど休みらしいものはないほど多忙な日々を送っている」と広告代理店関係者。

 

 これだけ急に盛り上がると、転げ落ちるのも早いのでは?との不安の声も出ている。要は「一発屋になってしまうのでは?」ということだが、どっこいピコ太郎は、今までのいわゆる一発屋芸人たちとは違った手法を取っている。

 

「一発屋と呼ばれている芸人さんたちは、ブームが落ち着いたころに新ギャグを投入し、あまり受けないままブームが収束という例がほとんど。でもピコ太郎はまさに『PPAP』が盛り上がっている真っ最中に、次々と新ネタを投入。当然、新ネタも注目され『PPAP』との連動性を生んでいる。ブームを一過性で終わらせない作戦でしょう。今後もどんどん新ネタを投入する予定ですよ」とお笑い関係者。

 

 動画配信サイト「ユーチューブ」で、「PPAP」人気に引っ張られる形で先月上旬に発表した新曲「NEO SUNGLASSES(ネオ・サングラス)」も、10日夕方時点で再生回数1200万回を超えている。まさにピコ太郎の作戦通りといったところだろう。

 

 そんなピコ太郎は10日、俳優・西島秀俊(45)とともに都内で行われた飲食店情報サイト「ホットペッパーグルメ」新CM発表会に出席。新CMでコミカルな演技を見せている西島は、初めてピコ太郎と対面し、さらに生で「PPAP」を見て「うれしいですね。ピカピカしていますね。これは自慢できますね」と大喜び。すっかり気を良くしたピコ太郎は「もしよかったら、カラオケなんかで歌っていただけたら。西島さんの“ニシ太郎”が始まったら、大変なことになると思いますよ」とお願いした。

 

 今年の忘年会シーズンでは、ピコ太郎になりきり「PPAP」のモノマネをする人が続出すると予想されている。そこでピコ太郎は「恥ずかしいと思わない。(踊りは)日焼けマシンのサイズの中で踊る感覚で」とマジメにアドバイスを送っていた。

 

 これを聞いた西島は「勉強になります。PPAPを歌う機会? あると思います。打ち上げとかで」とノリノリだった。