南米ペルーの有名な世界遺産、マチュピチュ。峻険な山の中に石を組み上げて造られた古代インカ時代の遺跡である。現代でも現地に足を運ぶのが大変なぶん、その眺めや建築は一見の価値があるとして世界中から歴史のロマンと絶景を求め観光客が訪れている。

 そんな世界遺産の地で、奇妙な写真が撮影された。多くの人々が遺跡の周囲で絶景を楽しんでいる様子が写っているが、その上空に巨大な生物の姿が存在しているのだ。

 どうやら奥から手前の方に飛んで来ようとしているらしく、またかなりのスピードで動いているようで生物の姿は大きくブレておりはっきりと把握することはできない。

 だが、茶色い胴体の両側に黒い翼のようなものがあり、小さな頭部ないしは顔らしきものも存在していることが分かる。注目すべきはその大きさだ。下にいる人々と比較するとかなり大きいため、人間の倍の大きさはないかとする声も上がっている。

 果たして、この生物の正体は何なのか。その姿から米国を中心に目撃されている未確認生物モスマンを捉えたものだという説があるが、中南米の伝説に出てくる「空飛ぶ魔女」ではないかとする説も出てきている。

 こちらは未確認生物のフライングヒューマノイドと同一視されているもので、魔女というとほうきにまたがって空を飛ぶイメージがあるが、中南米の伝説に登場する魔女は身一つで飛んだり、火の玉に姿を変えることができると言われている。

 この写真に写ってしまったのも未確認生物なのだろうか?

 だが、この生物は意外に小さいものではないかとする声も存在している。そう、ただの鳥が写り込んだというケースだ。よく見ると生物には短い尾があるようにも思えるし、胴体上部中央の黒い部分は顔及び真正面から見たくちばしのように見えるのだ。

 撮影者はカメラのシャッターを切った際はこの生物に気がつかなかった、と証言しているが、それも近くを飛んでいた鳥であった場合、あまりにもありふれていたため気にならなかっただけということが考えられる。

 この生物の正体に関しては予想することしかできないが、今回はただの鳥であったと見るのが良さそうだ。

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

【関連動画】(※問題の物体は動画の02:38から)
PERU “MAN BIRD” UFO ACTIVATES VOLCANIC EXPLOSION!!? CRAZY FOOTAGE! CA. Mile WIDE Flying Saucer!
https://youtu.be/w9euxdZO7jg

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS