歌手の華原朋美(42)がまたもやダウンだ。3日、都内で行われた音楽イベント「2016 LIVE FOR LIFE 音楽彩」に出演する予定だったが欠席。ほかにも、テレビのレギュラー番組やラジオなども次々にとりやめる“異常事態”に陥った。理由は体調不良だというが、華原は過去、薬物依存により長期休養をしたことがある上、所属事務所も具体的な理由を明かさないため、さまざまな臆測が飛び交っている。いったい、華原の身に何が起こっているのか。トモちゃんの“危機”を徹底追跡した――。

 この日のイベントは、2005年に急性骨髄性白血病で他界した本田美奈子.さんを追悼し、難病に苦しむ人々を支援するというもの。毎年多くの有名アーティストが出演し、11回目となる今年も泉谷しげる(68)をはじめ、松本伊代(51)、早見優(50)、森口博子(48)らが勢ぞろいした。だが、出演予定だった華原は姿を見せず。泉谷から「妊娠したんじゃねえの!」とやゆされた。

 イベントに携わった日本コロムビア関係者が言う。

「主催者には1日夜に出演を辞退する連絡があったそうです。理由は体調不良。本田さんの代表曲『アメイジング・グレイス』をみなさんで歌う予定でした」

 先月31日には、月曜レギュラーを務める日テレ系情報番組「PON!」を欠席。2日放送のインターネットテレビ「AbemaTV」の「華原朋美のトモちゃんといっしょ」にも出演せず、今月30日のラジオ番組のイベント「石井食品 presents『ビートルズから始まる。』Special Party」も華原の体調不良により中止となった。

 一部報道では10月下旬から、発熱や倦怠感を訴えていたという。5日に判明する診断結果によっては、半年から1年にわたって休む可能性もあるというから穏やかではない。

「所属レコード会社も事務所から“5日を待たないと正式発表できない”といったような話を聞いているようで、どうすることもできないそうです。華原は体調不良などで07年から約5年間休養し、その間に急性薬物中毒で搬送されたこともあるので、周りは心配していますね」(音楽関係者)

 過去の経緯があるせいか、関係者の間ではさまざまな臆測が飛び交っている。まずは、兄との確執だ。すでに消去されているが、華原はツイッターで「兄と会いたいとおもいません送られて来たメッセージ載せます。恐ろしくて弁護士つけました。」(原文ママ)とツイート。兄妹間で起きた何らかのトラブルをにおわせていた。

「華原のお兄さんは会社を経営しています。華原が休養中、まともにさせるため海外に移住させたり力を尽くしました。それなのに、弁護士をつけたというのは尋常ではありませんね」(芸能プロ関係者)

 3日にアップされた兄のツイッターでは「大丈夫です。今回もちゃんと乗り越えてみせます!なんたって最強家族だからね!」とつぶやかれており、どういう状態かは定かでないものの、華原が普通ではないことがうかがえる。
 ほかに挙げられる原因が男性関係だ。テレビ関係者が声を潜める。

「今年8月に7歳年下の実業家との交際を宣言しましたが、最近うまくいっていないらしいんです。華原は男にほれたらトコトンのめり込んでしまうタイプでしょ? だから関係が壊れると一気にメンタルが落ちてしまう。それで体調を崩した可能性はありますね」

 07年の休養時にはメンタル面が不安定になり、精神安定剤の大量服用などの薬物依存もあったといわれたが、その一因となったのが、当時交際していたといわれる実業家の男性との関係だった。もし、今回も男性が原因だとしたら、かなり深刻だと言わざるをえない。

「12年に復帰して、ここまで立ち直ったのはむしろ奇跡だと思います。それは所属事務所の社長をはじめスタッフが相当ケアしたから。これまで公私ともに順調だったんですが…。もし、また同じことを繰り返したら、復帰は難しいかもしれません」(芸能関係者)

 ほかにも、薬物依存再来説、一時親密になった作家で政治評論家の竹田恒泰氏(41)に第1子が誕生したことが先月末に明らかになり、傷心したなど、臆測を挙げれば枚挙にいとまがない。いずれにせよ、5日の診断結果を待つしかない。