関西テレビの秋季社長会見が1日、大阪市内の同局で行われ、福井澄郎代表取締役社長(68)が年内での放送終了が決定している「SMAP×SMAP」(月曜午後10時)について「この大きな番組にふさわしいフィナーレになってほしい」と話した。

 同番組は、福井社長が編成部長を務めていたころに立ち上がっており「この番組を通じて、非常に優秀な制作者、作家が育ち、私も育てていただきました。そして何より、『SMAP』のメンバーがこの番組とともに、日本を代表するエンターテイナーに育っていかれたのが、何よりもうれしい。この番組に関われたことを誇りに思っております」と語った。

 続けて「番組はいつか終了するもので、今年の年末までですが、この大きな番組にふさわしいフィナーレになってほしい」と感想を述べた。

 だが、最終回の内容については「現場が一生懸命やっているが、調整事もたくさんあるので、ここで公表することはできない。ご勘弁願いたい」。

 暦の上では、12月26日が最終放送回とみられるが、年末年始の編成スケジュールなどを踏まえ「12月26日が最終回とは決まっていない」と発言。特番などの放送にも含みを残した。

 後継番組についても「11月なので皆さんにご披露したいとは思っていますが、企画立案中です」と具体的な話はなかった。

 後継番組として既に決定済みとされる「フットボールアワー」後藤輝基(42)と、フリーアナの田中みな実(29)がMCを担当する「世間のイメージとズレてるのは誰だ!? ズレ→オチ」のレギュラー化についても「今、企画立案中です」と否定はしなかった。