大麻逮捕は陰謀 高樹沙耶の言い分とは

2016年10月30日 06時00分

参院選で医療用大麻の解禁を訴えていたウラでトンデモ発言を連発していた高樹容疑者

 逮捕は陰謀!? 沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻55グラム(約100回分)を所持していた疑いで25日に逮捕された元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江=53)容疑者が、周囲に「私が逮捕されたら、それは大きな力が働いている」と“陰謀論”をブチ上げていたことがわかった。同容疑者のこの手の話は今に始まったことではなく、本紙の記事に対しても「何者かが意図的に書かせている」と憤慨。7月の参院選で落選した際も陰謀論を持ち出していた。すっかり“オカルト脳”になっていた高樹容疑者は、それほど大麻に固執していたようだ。

 

 高樹容疑者の自宅から発見された乾燥大麻約55グラムは100回分以上、使用できる量で、ポリ袋に小分けにされて室内の数か所で見つかった。同容疑者は「大麻は私のものではありません」と容疑を否認。一緒に逮捕された同居人の森山繁成容疑者(58)が「私のものです」と認めている。

 

「彼女は自分がマトリ(厚労省地方厚生局麻薬取締部)にマークされていることにうすうす気づいていた。万が一に備え、彼女のパートナーである森山容疑者が罪をかぶるよう口裏合わせしていた可能性もある」とは捜査関係者。

 

 一部では高樹容疑者が尿検査を拒否しているという報道もあった。なぜここまで反発するのか?

 

 高樹容疑者を知る人物によると「彼女は常々『私は狙われている』と話していた。日本で解禁されていない医療用大麻をPRすることで『国に目をつけられている』と。根拠があるわけではなく、誇大妄想の印象を受けました」という。

 

 今回の逮捕についても同容疑者は某テレビ番組の収録の合間に「もし私が逮捕されるようなことになったら、それはもう大きな力が働いたってことです」と話していたという。つまり「逮捕は国の陰謀」ということだ。

 

 こうしたオカルト的思考に傾倒する様子は、新党改革から出馬した7月の参院選でも見られた。落選後のテレビカメラの前では「大変貴重な経験をさせていただきました」と殊勝に語ったが、裏では恨み節を連発していたのだ。

 

 例えば、街頭演説を始めようとした矢先にホームレスらしき人物が近付いてきたことに、同容疑者は「誰かの指示による妨害活動」と断言した。

 

 また選挙期間中、大阪大学・木村文隆准教授のグループが、大麻や危険ドラッグに含まれるカンナビノイドが脳内の神経回路に悪影響を与えることを発表した。これには「しょせん大阪大の先生は世界教授ランキング58位ですから。ハーバード大学は医療用大麻はいいと言っています」と猛反論し「このタイミングで報道が出るんですから、見えない力が働いたんだなって…」と見立てていた。

 

 本紙も陰謀論に巻き込まれた。以前から高樹容疑者の怪しい私生活や言動を報じてきたが、これに同容疑者は選挙スタッフとのヒソヒソ話で「東スポはありえない」と憤慨。当然怒りの矛先は本紙に向くかと思われたが「あれも私をおとしめたい人々が(東スポに)書かせたんだと思う」と解釈していた。もちろん本紙に“強大な力”は働いてはいない。

 

 同容疑者の自宅で押収された乾燥大麻は、葉の部分より幻覚作用が強いとされる花の部分だった。幻覚作用のある成分「テトラヒドロカンナビノール」が多く含まれており、草の部分の数倍の値段で取引されるという。高樹容疑者が“見えない敵”を警戒するのは、そうした副作用によるものなのか。

 

 芸能プロ関係者は「彼女のパートナーと言われ、一緒に逮捕された森山容疑者の影響も大きい。彼女は男にハマると周りが見えなくなる。彼の大麻に関する考え方に、洗脳されてしまったのだろう」と話す。森山容疑者は選挙戦も手伝い、落選後には「彼女のデタラメな記事を書いたマスコミは片っ端から訴える!」と息巻いていたが…。

 

 逮捕されてしまっては「あぁ、やっぱり」としか言いようがない。