平幹二朗さん 死の前夜に“家族と濃密な時間” 長男・岳大が明かす

2016年10月28日 15時29分

参列者にあいさつする長男の平岳大

 22日に急逝した俳優・平幹二朗さん(享年82)の葬儀・告別式が28日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。

 

 喪主を務めた俳優で長男の平岳大(42)は、最近生まれたばかりの妹の子供を21日に見に行ったときのことを回想。「最初は遠くから不思議そうに子供の顔を見ていたんですが、慣れてくると最後にはあの太い大きな繊細な手で赤ん坊を抱きかかえて哺乳瓶でミルクをあげていました。それに気をよくしたのか、その晩、大好きなワインをたくさんいただきました。そして、今まで僕と妹と父ができなかった家族の会話ができました」

 

 続けて「それにまた気をよくしたのか、さらにお酒をいただき、僕はフラフラの父を抱きかかえて父を家まで送り届け、ベッドの上に座らせて『もう飲むなよ!』って言ったんですが、そのとき父は子供が親を見るようなかわいい顔をして『タケ、もう帰りなさい』って笑っていました。父は幸せだったと思います」と、死の前夜に濃密な家族の時間を過ごしていたことを明かした。