大麻逮捕の高樹沙耶容疑者 参院選中にもあった使用疑惑

2016年10月28日 06時30分

高樹容疑者が共同生活を送っていた自宅

 元女優高樹沙耶(本名・益戸育江=53)容疑者が大麻所持容疑で逮捕された事件から一夜明けた26日、同容疑者が謎の集団生活を送っていた沖縄・石垣島に衝撃が広がった。同容疑者は所持、使用を否認しているというが、今夏の参院選出馬当時に“大麻疑惑”がささやかれており、一部の取材で「ハワイで過去に試した」と自ら告白していたことが判明。過去のブログでは18歳ごろからの使用も示唆しており、キャリアは“ベテラン”級の可能性がある。

 

 高樹容疑者宅から押収された乾燥大麻は、葉の部分よりも幻覚作用が強い花穂(かすい)部分だったこと、吸引に使われたとみられるパイプが10本以上押収されたことが新たにわかった。

 

 千葉・南房総に住んでいた高樹容疑者は2011年の東日本大震災を契機に「原発に疲れた」と言って現在、リゾート施設「虹の豆 浮世離れ」を経営する石垣島桴海に約1500坪ほどの土地を購入し、しばらく敷地内でキャンピングカーやテント暮らしをしながら山を開墾した。

 

 後からリゾート施設の近くに宅地を購入し、インドネシアからコテージを移築して移住生活を本格スタートさせた。5年前の移住当初は1人で生活していたが、2~3年前から一緒に逮捕された森山繁成容疑者(58)らとの奇妙な共同生活が始まった。

 

 近隣住民は「畑仕事もやっていたし、参院選で医療用大麻の解禁を訴えていたので、大麻を栽培していても不思議はないと思った。この辺では大麻が自生しているらしく、売って捕まった人もいるし、自生するマジックマッシュルームを売って儲けている人もいる。一軒一軒の間隔が広いから近所の目に留まりにくい」と明かす。

 

 別の有名人の名前も挙がった。「(高樹の)近くの土地でも大麻栽培で逮捕者が出て、その土地をglobeのマーク・パンサーが所有していたこともある。“大麻の島”とは見られたくないけど実際、事件は多いね」。マークの妻は2007年、大麻でなく合成麻薬の使用により麻薬取締法違反の罪で有罪判決を受けている。

 

 新党改革から出馬した7月の参院選で高樹容疑者は医療用大麻の効能を力説。「その裏で彼女自身に大麻常用疑惑がささやかれていた」とは関係者。ある雑誌のインタビューで「大麻? やったことありますよ」と平然と話し“初体験”の具体的な時期についても「ハワイにいた時に試してみた」と告白した。この発言は雑誌側の配慮で表に出ることはなかったという。

 

「高樹容疑者は00年に離婚した後、ハワイに移住しており、この発言が事実ならば、大麻に目覚めたのは15年以上も前ということになる」と同関係者。もっとも、本人は過去にブログで大麻について「18歳ごろに初めて知った」という趣旨の言及をしている。「食べたり吸引した」というから、キャリアは15年どころか35年の“ベテラン”級の可能性をうかがわせる。

 

 本紙は参院選の選挙戦中、高樹容疑者に「大麻やってませんか?」と直撃した。すると「やってませんよ」と笑顔で否定し、続けて「過去にも使ったことはない?」の質問にはこう言い切った。

 

「やってたら選挙なんて出れませんよ。医療用大麻と吸引用の大麻は成分が違う。私は一度も使ったことはありません」

 

 石垣島では「いつ見ても(高樹容疑者は)スッピンにTシャツ・短パン姿で芸能人気取りなところは全くなかったが、我々とは一線を引いている感じだった。高樹さんたちは自分たちの世界観でヒッピー的な生活を送っている集団に見えた」(別の住民)という。

 

 高樹容疑者は多いときは4人の男と共同生活を送っていた。中でも前出の森山容疑者は「大麻草検証委員会」代表で、パートナーだった。

 

「もともと、東京・大田区の公園清掃事業などを一手に引き受けていたヤリ手の土建屋だったが、方々で金銭トラブルを起こして恨みを買っていた。そのころは大麻の話なんて一度も聞いたことがない。産業用大麻が金になると当て込んだとしか思えない」(数十年来の知人)

 

 地元紙・琉球新報(10年12月6日付)には、産業用大麻のシンポジウムで森山容疑者が「毒性のない大麻草を栽培できればいろいろな実験ができる」と力説する記事があった。