芥川賞作家でお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(36)が25日、都内で行われた「コーヒーを用いた和菓子のコンテスト」表彰式(AGF主催)に出席した。

 相方の綾部祐二(38)は来春から米ニューヨークに拠点を移す。コンビは解散しないものの、“不仲説”が流れている。

 又吉は「何年も前、出会ったころから米国に対する憧れを聞いていた。実際に行きたいと言いだしたのは2年くらい前からで、来年の4月からと聞いたのは6月から。普段から雑談で話していたので、2人できっちり話し合ったことはない」とコメント。

 今後もお笑いに軸足を置きながら、作家活動を続けるという。又吉は「相方がいない間、ユニット的なものを組むとか、ピン芸人になるということはない。あくまでコンビなので。解散はしない」と綾部との絆を強調した。

 なお、グランプリには「珈琲まんじゅう傍ら」(福岡県・御菓子処やかべ=矢ヶ部一則氏)が輝いた。矢ヶ部氏は「又吉さんと同時期(2015年7月)に直木賞を受賞された東山彰良さん(48)と同じ町に住んでいる」と、又吉との“縁”をアピール。さすがの“先生”も苦笑しきりだった。