リニー君 通天閣で叫ぶ「奈良市にリニア新駅ができますように!」

2016年10月24日 17時21分

リニー君に乗るりにまね

 リニア中央新幹線の中間駅の誘致活動を続けている奈良市のリニアファン倶楽部部員で、同市非公認キャラの「リニー君」と、同市公認のリニア招き鹿「りにまね」が24日、リニア中央新幹線沿線9都市ツアーの最終目的地・大阪市を訪問した。

 

 リニー君とりにまねは7月末から品川駅を皮切りに、沿線都市の魅力を全国に拡散し、都市間の交流を深めるためツアーを行ってきた。締めくくりとなったこの日、2体は新大阪駅、万博記念公園、通天閣など各地を精力的に回り、大阪市の魅力をアピールした。

 

 通天閣では、足の裏を触るとご利益があるというビリケンさんに触れ、新駅誘致に向けて願掛け。さらに、最頂部の「展望パラダイス」に登ったリニー君は「奈良市にリニア新駅ができますように!」と大空に向かって叫んだ。

 

 全長230センチ、ブルーのラインが入った全身真っ白のボディーに、同所を訪れた観光客らから「シュールすぎる」「全然ゆるキャラやない」との声も上がったが、見た目のインパクトは絶大。うつぶせになって、集まった子供や外国人客を乗せ大喜びさせた。

 

 そんなリニー君に扮するのは、大阪府寝屋川市の森山風如(かぜとし)さん(43)だ。地元への凱旋と言えなくもないが、通天閣が寝屋川市から少し離れていることもあってか「実は、通天閣の方ってあんまり来たことないんです。だから、ちょっと怖かったんですけど、みんなフレンドリーでうれしかった」と安堵の表情を見せた。

 

 リニア中央新幹線は2027年に品川~名古屋間が開業予定で、同区間に設置される6駅が発表されている。大阪には45年に延伸予定で、最大8年間前倒しされる見通しが立っているが、中間駅について正式な発表は行われていない。

 

 リニー君は「リニアの夢を乗せて沿線を回ってきました。奈良では知名度も出てきたんですが、よそではまだまだ。これからも奈良市への誘致に向けて頑張っていきたい」と意気込んだ。