おバカ映画の巨匠・河崎実監督が明かす「世界でウケる映画作り」の秘訣

2016年10月25日 10時00分

スペインの映画祭に呼ばれた河崎実監督(手前)とウクレレえいじ

 おバカ映画の巨匠・河崎実監督(58)が現地時間29日からスペインで開催される「第27回サンセバスチャン ホラー&ファンタジー映画祭」に招待され最新作「大怪獣モノ」を公開する。この名誉に気を良くした監督が本紙のインタビューに応じ、世界でウケる映画作りの秘訣を語った。さらに、次回作で学歴詐称で“消えた”ショーンK(48)を復帰出演させようと交渉した裏話も明かした。

 東スポ女性記者の活躍を描いた映画「ギララの逆襲」で2008年のベネチア国際映画祭にも招待された河崎監督は「ベネチアのときは超セレブな気分を味わいましたよ。だってホテルにはブラピがいて『よっ』と手を上げたら『ああ…』と向こうも反応してましたから」と冗談を言い笑う。

 今回はサンセバスチャン市から招待だ。

「なかなか招待ってされないんですよ。実は今年、カナダのモントリオールで行われたファンタジア映画祭に『大怪獣モノ』が招待されましてね。世界が地方みたいに感じます。僕の映画は世界でウケるんですよ」と“世界標準”に胸を張る。

 河崎作品は世界のおたくが見る「クールジャパンだ」という。「だって今回の映画はレスラーが巨大化して怪獣と闘うやつだから誰でも分かるんですよ。過去の作品ではイカがレスラーになって闘うとか、ある意味言語は超越してますからね」

 同映画祭のオープニングに選ばれた「シン・ゴジラ」や、ウルトラマンは海外でも大人気。

「日本の特撮物は世界共通ですから、世界のおたくはオレのことを歓迎してくれるんです。しっかり映画を売ってきますよ」

 気になる次回作は、豊洲市場問題を題材に考えているという。河崎作品に登場する役者は、斎藤工(35)や壇蜜(35)のようにブレークするといわれている。

 次作にもあっと驚くキャスティングの絵を描いている。学歴詐称問題で表舞台から消えたショーンKことショーン・マクアードル川上氏にもオファーした。ただ「代理人同士話して、返事が来て『今はメディアに出たくない』ってさ」と断られたという。

 離婚で話題になったふっくんこと布川敏和(51)にも重要な役でオファーをかける予定。

「オレの作品に出て、ふっくんは再ブレークしてほしい」と自信をのぞかせる。さらに映画のジョーカーとして元メジャーリーガー投手の野村貴仁氏(47)にも声を掛けたいとも。「東スポさん、連絡先知りませんか?」と半分本気だ。

 同映画祭には、出演者のウクレレえいじ(49)も同行する。えいじは「高倉健さんや黒澤映画の常連・志村喬さんのものまねや、ウクレレ漫談をしようと監督と作戦を立ててます」と現地でも爆笑を取りに行く覚悟だ。

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