秋元康氏 ボブ・ディランを選出したスウェーデン・アカデミーに理解示す

2016年10月23日 18時28分

秋元康氏

「AKB48」グループなどのプロデュースで知られる作詞家・秋元康氏(58)が23日、東京・千代田区の丸ビルで行われたイベント「藝大アーツ イン 丸の内 2016」のトークショーに登場した。

 10回目を迎えるこのイベントでは、次代を担う新鋭のアーティストを支援。同時に丸ビルの来場者に芸術を楽しむ場を提供する。秋元氏は東京藝大の客員教授を務めている。

 トークのテーマの一つとして、ノーベル文学賞に決まった米国のミュージシャン、ボブ・ディラン(75)を挙げた。秋元氏はディランの楽曲について「好きですね。聞いていました」とニッコリ。受賞にも「素晴らしいこと」と称賛した。

 一方で、文学賞を作家ではなくミュージシャンが受賞することに世界では懐疑的な見方もある。

 これには「どこまでを文学というのか。“文学的”という表現もある」と「文学賞」の解釈拡大を世間に求めるかのような独特の表現で私見を展開。「ジャンルで線引きしたいのは分かる。でも(ノーベル賞の選考に限らず)いろんなことに対して賛否両論はありますから」と続けた。日本を代表する作詞家は、ディランを選考したスウェーデン・アカデミーに理解を示した。

 また、トークショーの最後には「東スポさんが取材に来ているそうです」と切り出し、「小嶋陽菜(28)の卒業の話が出たから(秋元氏がコメントするか)聞きに来たのかな」とニヤリ。小嶋は前日(22日)、来年2月22日に東京・代々木競技場第一体育館で卒業公演を行うことを発表したばかりだ。

「東京藝大のイベントに東スポ(が取材)。面白いじゃないですか」と何事も楽しむ秋元氏らしい言い回しで会場を盛り上げた。