モデルの市川紗椰(29)がメーンキャスターを務めるフジテレビ系報道番組「ユアタイム」が、同じ午後11時台に始まるテレビ東京・大江麻理子アナ(38)司会の「ワールドビジネスサテライト(WBS)」に視聴率で差をつけられ、“たたり”までささやかれている。

 フジの低迷は最近判明した9月19~25日の週間視聴率でも明らかだ。

「ゴールデン(午後7~10時)は1位日テレ12・6%、2位テレ朝11・3%、3位TBS9・9%、4位テレ東7・5%、5位フジ6・8%。プライム(同7~11時)でも1位日テレ12・4%、2位テレ朝11・1%、3位TBS9・9%、4位テレ東7・1%、5位フジ6・9%と、フジは両方とも最下位となったのです」(テレビ関係者)

 その後、深夜のニュース番組でもフジの惨敗が明らかに。「『ユアタイム』まで『WBS』に抜かれたとは…。各局の報道関係者に衝撃が走ってますよ」と話す報道関係者はこう続ける。

「スタート時から視聴者に市川は『カミカミキャスター』と酷評され、視聴率も2~3%。それでも、『WBS』も同じような数字だったから目立たなかった。ところが、最新の視聴率では『WBS』が3%台、『ユアタイム』は2%台と負けているのです」

 こうなると、都市伝説のような噂も出回り始めた。

「“ショーンKのたたり”と言うしかない。本来は学歴詐称の疑惑が事実と判明した時点で、メーンキャスターにそれなりの人材を起用していれば何とかなったはずなのに、サブの市川をメーンに昇格させたところから失敗が始まっている。そういう意味ではショーンK騒動を引きずっている」(前出報道関係者)

 メーンキャスターに決まっていたが、経歴詐称が発覚してテレビ界から消えた経営コンサルタントの“ショーンK”ことショーン・マクアードル川上氏(48)のことだ。

「市川とは1年契約のようですから、来年3月末で降板、番組も打ち切りという線が最も可能性が高いでしょう。そのくらいの大幅改編をしないと“ショーンKのたたり”は断ち切れない」(同)

 秋ドラマも不調で、フジの低迷はまだまだ続きそうだ。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)