俳優でタレントの三宅裕司(65)、小倉久寛(61)が20日、東京・池袋のサンシャイン劇場で行われた公演「土九六村へようこそ」の公開稽古に参加した。

 劇団「スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」は1979年に三宅を中心に旗揚げされ、創立37年の歴史と毎回1万5000人を動員する人気の劇団だ。

 大事な公演初日前の公開稽古だったが、プロ野球・ヤクルトファンの三宅はやはりドラフト会議が気になっていた。

 報道陣からヤクルトの1位指名が高校ナンバーワン左腕・寺島成輝(履正社)と聞かされ「やったなあ…」としみじみ。完成度の高いサウスポーの一本釣りに目尻を下げた。

 目玉の剛腕・田中正義(創価大)は5球団競合の末、ソフトバンクが引き当てたことに「また強くなるな」と警戒した。

 去年はヤクルトの真中満監督(45)が外れクジを交渉権獲得と勘違いするハプニングが起きた。三宅は「真中監督は(また勘違いして)バンザイしていませんでしたか?」とイジり、「今年から真中監督のために(外れクジが)白紙になった」と笑わせた。

 最後に「スワローズをよろしくお願いします」と燕LOVEを訴えた。

 同公演は21日から11月6日まで同所で行われる。