現在公開中の映画「闇金ウシジマくん Part3」と、22日公開の「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」で主役を務める俳優・山田孝之(32)が、役柄とのギャップを武器にして、夜の街でモテモテだという。

 漫画を原作にしたこの映画は、「ザ・ファイナル」でシリーズの完結編を迎える。山田演じる丑嶋が社長を務める闇金会社・カウカウファイナンスに集う債務者たちの欲望や転落を描いたもの。冷静沈着、冷酷非道なキャラクターが「ハマリ役」と評判だが、実際の山田の性格は正反対。極悪非道どころか、夜の街ではいい人ぶりを見せつけ、蝶たちをウットリさせているという。

「夜の世界が多く描かれる映画なので、PRイベントなどで各都市を回る山田はついでにキャバクラを訪れることもあるようです。彼はキャバ嬢たちへの気遣いがすごいんです」とは映画関係者。有名俳優の接客でガチガチになるキャバ嬢にも愛想よく話しかけ、テーブルが濡れていれば黒服のごとく、自らおしぼりで拭くこともあるという。

「福岡・中洲のキャバクラで付いた子がトイレから帰ってきた時、山田さんの足を思いっきり踏んでしまったんです。女の子は顔面蒼白で『すいません!』と平謝り。しかし、山田さんは痛がるそぶりも見せず、笑いながら『実は俺、ドMなんだよね。もっと踏んでくれ~!』と叫び、その場が盛り上がった。粗相をされると不機嫌になる芸能人も多いんですが、山田さんは共演者や関係者を食事に連れていくことも多くて“おもてなし精神”にあふれていますね」(同)

 キャバクラ、ホストの悲哀も描くシリーズだけに、夜の蝶には“ウシジマ”ファンが多い。「役柄の無愛想なイメージを山田に持っているだけに、接客するとギャップにウットリしてしまうみたいですね」(同)。これがモテる秘訣ということか?