ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(43)が16日、都内で「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」(ぴあ)の出版記念イベントを行った。

 有料会員で成り立つグルメアプリ「TERIYAKI」をプロデュースするなど、飲食業界への関わりも深い堀江氏は「旧来のやり方ではうまくいかないこともある。現代に適したやり方をすることで、お店や料理人などのレベルアップにつながるのでは」と主張。「残念なお店」や「行列の作り方」などについて熱弁を振るう場面もあった。

 一方で、自身が飲食店を経営することは「ない」と断言する。これまでノリで知人の飲食事業に出資などをすることはあったそうだが「自分でやると、かかりきりになっちゃうから、かなりの時間を取られて他の店に行くことができなくなる」とその理由を説明した。

 現実的な物言いで何かと物議をかもす堀江氏だが、ブログ上での書き込みが原因で、すべての出演番組を降板に追いやられたフリーアナウンサー・長谷川豊氏(41)の騒動について問われると「別にテレビなんか出なくても構わないでしょ」と、テレビ以外に活動フィールドは十分あると指摘した。