落語家・笑福亭仁鶴(79)が13日、京都市で開幕した「京都国際映画祭2016」(16日まで)のオープニングセレモニーに登場した。

 吉本興業を代表してあいさつに立った仁鶴は「大政奉還が行われた二条城に、日本を見守ってきた重みを感じます。かつて日本のハリウッドといわれた京都は、多くの映画が作られた場所というだけではなくて、日本で最初の映画『シネマトグラフ』の上映が行われた場所だといわれています。まさに日本映画発祥の地です。京都のみなさまのご協力とご賛同で3回目を迎えることは、私もうれしく『結構なこっちゃ』と感謝しております」と話した。

 さらに「みなさまそれぞれに楽しみ方を見つけてくれたら、うれしいことです。この映画祭が回を重ねて、ご当地京都に根付くことを願ってやみません」と締めくくった。