アイドルグループ「NMB48」のドラフト2期生5人と、5期生メンバー7人の計12人による研究生公演が4日、大阪市のNMB48劇場で行われ、グループのデビューシングル「絶滅黒髪少女」や、最新シングル「僕はいない」など15曲を熱唱した。

 昨年4月にグループを卒業した山田菜々(24)の妹・山田寿々(14)は昨日、姉からアドバイスをもらったそうで「『やる気、元気、いわき!』でした。おねーちゃんらしくて、ちょっと抜けてるところがあるなと思って、とりあえず笑いました」と姉妹のやりとりを明かした。

 公演では涙を見せた山田。その理由について「ずっと怒られてばかりで、悔し涙を流してた時もあったんですけど、今日はうれし涙です。最後もファンの皆さんに『良かったよ』『歌うまかったよ』と言ってもらえて、あきらめずにやってきて良かった」と笑顔を見せた。

 さらに、山田は本紙・大阪発行の「大阪スポーツ」で、植村梓(17)が連載中の「AZUSA QUEST」にアシスタントとして加わることが発表された。

 山田は「梓さんと一緒にできてすごくうれしいし、いっぱい勉強させてもらいたいと思います。ゆくゆくはコーナーを乗っ取れればいいな」といたずらっぽく笑った。

「ポスト山田菜々オーディション」を勝ち抜いて加入した植村は、寿々の加入で“偽者”呼ばわりされるのを自虐的に話しており、2人がどんな化学反応を起こすか楽しみだ。