乳がんで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が3日、自身のブログを「心の声」のタイトルで更新し、難しい状況の中から「奇跡」を起こしたいという、ずっと心のうちに秘めてきた思いをつづった。

 麻央は「私は、一般的には、根治は難しい状態と言われるかもしれません。色々なこと、真剣に、調べました。なので、それだけ、色々なことも分かっているつもりです」と前置きした上で「だからこそ、『先生、私は治したいんです。奇跡を起こしたいんです!!』と言いました。先生は、2、3秒、間をあけて、『奇跡を起こすには、着実な一歩一歩を踏むことです。それなしに、奇跡は起こりません。』と言いました」と明かした。

 続けて「私は、何度か転院しましたが、先生に出会う前まで、根治させたいなんて、こんな状況では、言えない、と思っていました。でも、ついに、心の声を、言えたのです! 大きく思える夢や目標も抱くことはできる。それを堂々と言うことも、恥ずかしいことなんかではないと思います」と記した。

 さらに「前の私なら、言えなかったことも今は言えたりします。私はステージ4だって治したいです!!!」と自身のステージが4だと明かし、「遠慮している暇なんてありません!! だって、先生にも私は、奇跡を起こしたい患者なんだって思っていてもらいたいです。だから、堂々と叫びます! 5年後も10年後も生きたいのだーっ あわよくば30年! いや、40年! 50年は求めませんから」と心のうちをぶちまけた。

 最後は「だってこの世界に 生きてる って本当に素晴らしいと、感じるから。そのためにできることはやる。コツコツはカツコツ! ぅわぁー、私の苦手技だぁー 誰か助けてーーーー」とユーモアも交えながら締めくくった。