ロック歌手で俳優のダイアモンド☆ユカイ(54)、女優のキム・スハ(22)、中野加奈子(36)が2日、都内で映画「ミス・サイゴン」(来年3月公開)の日本最速プレミア上映を記念したトークショーを行った。

 1989年から世界中の観客を魅了し続けるミュージカル「ミス・サイゴン」。このほど14年に英国・ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで上演された25周年記念公演が映画化されて話題を呼んでいるが、それに合わせて日本でも「ミス・サイゴン帝国劇場公演」(10月19日~11月23日)が間近だ。そこで帝国劇場に出演するユカイ、キム、中野がこの日のイベントに出席することになった。

 今回が本格ミュージカル初挑戦となるユカイは「『なんであいつが!?』と賛否両論あるかもしれませんが、思いっきりやって新しい風を吹かせたいと思う」と気合十分。役作りも「これまでの『ミス・サイゴン』をユーチューブで見て研究していますよ」と順調ぶりを明かした。

 物語は、ベトナム戦争の時代。もともと当時のロック音楽に多大な影響を受けたというユカイは「自分にとって身近だし、リアリティーがありますね。『ミス・サイゴン』の音楽が流れただけで涙が出ちゃいます。ロック人生をかけて演じます」と語った。

 そんな熱っぽいユカイだが、キムから「ユカイさんはとても魅力的です」と褒められると、照れ笑いを浮かべた。