お笑いコンビ「TIM」(ゴルゴ松本=49、レッド吉田=50)、タレント・稲村亜美(20)、墨絵アーティスト・西元祐貴氏(28)が27日、東京・千代田区の有楽町駅前広場で行われた「マカヒキ応援プロジェクト 凱旋門賞 Live Paint ~墨絵士×透明人間~」に登場した。

 日本競馬界の悲願である仏GI・凱旋門賞(10月2日発走)制覇に挑戦するマカヒキ(牡3歳)応援イベントに、競馬好き芸人のTIMと“神スイング”の稲村が登壇。さっそく稲村が“神スイング”を披露すると、集まったファンの歓声が飛んだ。

 ゴルゴは「今日の調教後、ルメール騎手がコメント出しているんですが『コンディションはいい。勝てる』と。今年のレース場はロンシャンじゃなくてシャンティイ。(馬場が)日本馬に合うと思います」と鼻息を荒くする。レッドは「海外のジョッキーはスペースを開けたり、スキをつくらないですからね」とレースの難しさを指摘した。

 今年からインターネット限定で同レースの勝馬投票券が購入できる。ゴルゴは「このためにインターネット会員に登録しました!」とやる気満々だ。

 イベントでは「ライブペイント」パフォーマンスも行われた。壇上の西元氏が、白いスクリーンに墨で「マカヒキ」を描き始めると、正体不明のアーティスト「透明人間」が光と音を駆使した「デジタルパフォーマンス」を融合。墨絵のマカヒキがまるで命を吹き込まれたように躍動した。

 ゴルゴ、レッド、稲村は「すごい!」と大興奮。西元氏は「やりきりました。一発本番なので。ここまで凝ったコラボは初めてです」と汗だく。ゴルゴは「雪舟(室町時代の水墨画家)が生きてたら『もうちょっと、この時代が早く来てれば!』と悔しがってますよ」と笑いをさらった。