「報道ステーション」(テレビ朝日系)を3月末で降板後、出演したバラエティー番組が高視聴率を連発する古舘伊知郎(61)が、10月からスタートするフジテレビ系のトーク番組「フルタチさん」で“爆死”すると危惧されている。

「フジはただでさえ、低視聴率地獄で“負の連鎖”が続いているのに、古舘は日曜のゴールデンタイムの2時間番組の司会を務めるんですからね。裏番組は日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』と『世界の果てまでイッテQ!』。さらにNHK大河ドラマ『真田丸』。とても、つけ入るスキはない。自殺行為ですよ」(制作会社関係者)

「報ステ」降板後は、古舘自らバラエティー番組復帰を宣言。「ぴったんこカン・カンスペシャル」(TBS系)や「おしゃれイズム」(日テレ系)、「人志松本のすべらない話」(フジ系)にゲスト出演すると、どれも高視聴率となった。

「8月下旬にはNHKの特別番組『日本発見!おなまえ天国』で報ステ卒業後、初の司会を務め、10・9%の高視聴率。今年の紅白歌合戦の司会候補としても急浮上している」(NHK関係者)

“新視聴率男”ともいわれている古舘が、新天地として選んだのが、フジだった。

「TBSや日テレのバラエティー番組の高視聴率に貢献したにもかかわらず、レギュラー番組につながらなかったのは、古館の1本200万円という高額なギャラと、神経質な性格が原因でした」(TBS関係者)

 フジはわらにもすがる思いで、古舘を起用。深夜帯の古舘のトークバラエティー「トーキングフルーツ」と連動させる形で「フルタチさん」をスタートさせる。

「フジのドラマで“負の連鎖”の犠牲になった福山雅治や松嶋菜々子のように、古舘も巻き込まれなければいいですが…」(前出の制作会社関係者)という声をはね返せるか。